鈴木誠也が約1か月ぶり実戦復帰 左脇腹痛でWBC出場辞退、打席は立たずも「少しずつ」

ロッキーズ傘下2Aとの練習試合で実践復帰したカブス・鈴木誠也【写真:編集部】
ロッキーズ傘下2Aとの練習試合で実践復帰したカブス・鈴木誠也【写真:編集部】

およそ1か月ぶりの実戦復帰、右翼で3イニング守備のみ

 左脇腹を痛めた影響でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場を辞退したカブスの鈴木誠也外野手が27日(日本時間28日)、ロッキーズ傘下2Aとの練習試合に守備のみで出場した。2月下旬に同箇所を故障して以来、初の実戦でのプレー。右翼守備に3イニング就き「第1ステップとしては良かったんじゃないかと思います」と安堵の表情で振り返った。

 故障から約1か月。真っ青なユニホームに身を包んだ鈴木が実戦に臨んだ。右翼守備のみでのプレーだったが、正面へのライナーを捕球するなど軽快な動きを見せ「試合勘というのはこれから大切になってくると思うので、ああいう短いイニングでも、少しずつでも出られたらいいなと思う」と明るい表情で話した。

 患部の痛みは消え、すでに屋外での打撃練習も再開している。フルスイングとはいかないものの、この日は2本の柵越えを放ち「悪くはないと思う。あとは自分の感覚。少しずつ怖さが取れるように、日々いろんなことができるようにはなっているので、その積み重ねかなと思います」と手応えを感じている様子だった。

 デビット・ロス監督によると、今週末(4月1日頃)にもマイナー戦で打席に立つ見込みで、鈴木も「順調に進めばそういう形になると思う。ひどくならないようにしっかりやっていきたい」。最善の注意を払いつつ、戦列復帰に向けて徐々に実戦モードへと入っていく。

(Full-Count編集部)

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