開幕投手・大谷翔平へ変わらぬ信頼 侍Jから強行軍も…指揮官「適切な睡眠に栄養管理」

エンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】
エンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】

ネビン監督「開幕戦に間に合わないということは心配していない」

 エンゼルスのフィル・ネビン監督は28日(日本時間29日)、2年連続開幕投手を務める大谷翔平投手へ絶大な信頼を寄せた。ドジャース戦前に報道陣の取材に応じ、「調整に関しては心配したことがない。適切な睡眠をとるし、栄養管理もしている。だからショウヘイが開幕戦に間に合わないということは心配していない」と語った。

 今春の大谷は侍ジャパンとして第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参戦。3月初旬にキャンプ地のアリゾナから日本へ帰国。決勝ラウンドに勝ち進んだ同17日に再渡米するなど大忙しだった。それでも、ネビン監督が心配することはない。「この1か月半計画を立てていたし、プログラムを作成していたので、どの試合に出場するか事前に分かっていた。私が知っている限り、彼ほど真っ直ぐな選手は見たことない」と語った。

 チームとしても睡眠を重要視しているという。ネビン監督は「全員にとって大事なことだ。遠征のときも含めて、(選手が)適切な睡眠をとるように務めている。栄養士やコンディショニングコーチが選手に栄養や睡眠の重要性を指導している。熱い場所や気候が変わる場所に移動するときは、特に気を付けるようにしている」と語った。

 30日(同31日)のアスレチックスとの開幕戦の舞台・オークランドは最高気温13度、最低7度と冷え込むことが予想されている。悪条件の中で、二刀流がどのような投球を見せることができるか。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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