大谷翔平は「ピュアで嘘がない」 女性レポーターも虜にする“野球小僧”の素顔

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

カリーさん「野球が好きで仕方ない。それがグラウンドで現れている」

 野球日本代表「侍ジャパン」の一員として、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)世界一を成し遂げたエンゼルスの大谷翔平投手は、30日(日本時間31日)のアスレチックス戦で2年連続の開幕投手を務める。世界中から愛される二刀流の“魅力”を、エ軍放送局元レポーターのアレックス・カリーさんが熱弁。「(見ていて)一番楽しい選手、これもショウへイ・オオタニね」なとど特別な人間であることを語った。

 カリーさんは「ここ数年エンゼルスのエースだっただけでなく、一流の選手だわ。WBCでみんなが見たように、彼は野球を変えている。私たちが今まで見たことのないことをして野球を世界中に広めている」という。WBCでは投手として2勝1セーブ、防御率1.86、打者として打率.435、1本塁打、8打点と異次元の活躍で大会MVPに輝いた。

「でも、彼を見ていてこんなに楽しいのは、彼が楽しみながらプレーしているから。彼はグラウンドで楽しんでいてチームメートにジョークを飛ばしたりする一方で、三振を取った打者に対して謝ったりする。そしてお互いにジョークを言い合って笑い合う。彼は子どもそのもの。心底楽しんでるのよ。とてもピュアで嘘がない。私は何年か近いところから見ていたから分かる。野球は彼にとって人生そのもの。24時間365日、野球を生きて、野球のことを考えて、野球を取り込んで、野球を糧にしている。その上野球が好きで仕方がない、それがグラウンドでの彼に現れているの」

 真摯に努力を続けて世界を虜にするプレーヤーに成長を遂げた大谷。近くでその成長を見ていたカリーさんにとっても“野球小僧”ぶりは驚くほどのものだった。

(Full-Count編集部)

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