大谷翔平、180キロ右前打で今季初安打 3年ぶり開幕戦安打は「弾丸のような打球」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

アスレチックスとの開幕戦に「3番・投手」で投打同時出場

■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間31日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地で行われたアスレチックスとの開幕戦に「3番・投手」で投打同時出場した。4回の第2打席で右前打を放ち、今季初安打をマークした。

 4回無死一塁、左腕ミュラーの高めフォーシームを叩いた。鋭い打球は右前へ。打球速度は111.6マイル(約179.6キロ)。同一、二塁にチャンスを広げた。開幕戦での安打は2020年以来3年ぶりだ。地元放送局バリースポーツ・ウエストの実況パトリック・オニール氏は「ライトに弾丸のような打球を飛ばした」と声を張った。投げては3回まで無安打無失点。

 昨季は15勝&34本塁打をマーク。2年連続MVPこそならなかったものの、史上初めて規定打席、規定投球回にダブル到達する大活躍を見せた。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では野球日本代表「侍ジャパン」の世界一奪回に導き、大会MVPを受賞した。

 メジャーでの開幕投手は2年連続2度目。昨年はアストロズ相手に5回途中4安打1失点、9奪三振と好投。しかし打線の援護に恵まれずに黒星を喫した。初の開幕戦アーチにも期待したいところだ。

【実際の映像】今季も打球速度がやばいって…大谷翔平の2023年初安打は驚速180キロ打

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