吉田正尚、第3打席にメジャー初安打初打点 デビュー戦4番で快音、本拠地大歓声
第1打席は二ゴロ、第2打席は死球で出塁していた
■Rソックス ー オリオールズ(日本時間31日・ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手は30日(日本時間31日)、本拠地で行われたオリオールズとの開幕戦に「4番・左翼」で先発出場。6回の第3打席にメジャー初安打初打点をマークした。
2-8の6回無死一、二塁。代わったばかりの2番手左腕の高めの速球をはじき返すと、打球は二遊間を抜ける中前適時打となった。待望の一打に、本拠地は興奮に包まれた。初回2死からの初打席は二ゴロ。4回の第2打席は死球で出塁していた。
吉田はポスティングシステムを利用して5年9000万ドル(約119億3600万円)でレッドソックス入り。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では大会新記録の13打点を挙げ、侍ジャパンの3大会ぶり世界一に貢献した。
試合前のメンバー紹介の際には「WBCチャンピオン」とアナウンスされ、大きな歓声を浴びた。メジャーリーガー・吉田が好スタートを切った。