気温10度で最速162キロ 大谷翔平が気迫のギアチェンジ、WBC後遺症どころか「プラス」

「WBCの舞台で気持ちも上がる、出力も出る場面をこなせたのはプラス」

「スプリングトレーニングの期間にレギュラーシーズンを想定して投げろと言われても、なかなか気持ち的に同じようにはいかない。WBCの舞台で気持ちも上がる、出力も出る場面をこなせたのはプラスじゃないかと思います」

 21日(同22日)の決勝・米国戦も1点差ゲーム。失投の許されない場面だった。しかも打者はトラウトらメジャーを代表する打者ばかり。「ブルペンやライブBPでは試合と同じような出力が出ない」と話していた大谷にとって、短期決戦の経験はプラスでしかなかったようだ。

 投球間の時間制限「ピッチクロック」によるアクシデントも物ともしなかった。初回に時短策として左腕につけた電子機器「ピッチコム」が“通信障害”。自らサインを出す方式から若手捕手オハッピーが指でサインを出す方式にチェンジしたが、凡打の山を築いた。「ピッチクロックより今日は気温が。特に初回の温まるまで、少し肌寒いなというところで。タイミング、メカニック的にもちょっと合わなかったなと思います」。新ルールの対応は問題なさそうだ。

 次戦4月1日(同2日)は同じ1994年生まれの藤浪晋太郎と対決する。「やることは変わらないので、久々に立ちますし、どんな球か分からないですけど、まだデータも見ていないので、そこら辺を見ながら。明日休みなのでイメージを修正して臨みたいなと思います」。百戦錬磨の二刀流は、大きな注目を浴びる同世代対決を心待ちにしている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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