大谷翔平の“魔球”は「純粋にえげつない」　ベース横断…56cm横滑りは「反則」

3月31日に開幕投手を務めて6回2安打無失点、毎回の10Kと好投した

■アスレチックス 2ー1 エンゼルス（日本時間3月31日・オークランド）

　エンゼルスの大谷翔平投手は3月30日（日本時間31日）、敵地で行われたアスレチックス戦で2年連続の開幕投手を務め、6回2安打無失点、毎回の10奪三振と好投した。キレキレの変化球を操り打者を圧倒したが、横に56センチも曲がったスイーパーは「フリスビーのように変化する」「ゲームみたいな軌道してらっしゃる」「大谷さん曲がりすぎ問題」と話題を呼んでいる。

　2回1死、ラモン・ラウレアーノに投じた6球目だった。ベース上を“横滑り”するように外角に逃げた“魔球”で空振り三振を奪った。大谷はこの日10三振を奪い、これは開幕戦での球団4位タイの快挙だった。しかし8回に救援陣が崩れ、初の開幕戦白星とはならなかった。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が「85マイル（約136.8キロ）のフリスビーのようなスイーパー。22インチ（約55.9センチ）の横変化」として映像を公開。「純粋にえげつない」「現実離れしている」「お化けスライダー」「リアルにパワプロくんのスライダーなんよ」「全部反則だな。凄い球」「スイーパーキレッキレだな」と驚くファンのコメントが並んだ。

（Full-Count編集部）