藤浪晋太郎「悔しいデビュー」 3回急変で8失点KO「真っ直ぐで押せればよかった」

エンゼルス戦に先発登板したアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
エンゼルス戦に先発登板したアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

大谷とは2打数1安打「世界最高峰の選手と対戦出来たのは良かった」

■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間2日・オークランド)

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手が1日(日本時間2日)、本拠地で行われたエンゼルス戦でメジャー初登板した。2回1/3、55球を投げて5安打8失点、3四球4奪三振で、デビュー戦は黒星を喫した。2回までは1人の走者も許さず4奪三振の好投も3回に“急変”し「それまで真っ直ぐで押せていたので、ちょっと考えすぎて変化球中心になってしまった。もう少し落ち着いて真っすぐで押せればよかったかなと思います」と反省した。

 初回2死で実現した大谷翔平投手との10年ぶりの対決は一ゴロに打ち取った。しかし3回、先頭のレンヒーフォに四球を与えると、一、二塁からオハッピーの適時二塁打で先制を許した。大谷にも左翼フェンス直撃の適時打を浴びるなど流れを止められず、6点を失いなおも1死一、三塁の場面で交代が告げられた。2番手オラーも食い止めることができず、この回打者14人の猛攻で一挙11失点した。

 大谷との対戦について聞かれると「特に大谷選手だけってわけではないですけど、世界最高峰の選手と対戦出来たのは良かったと思います」と振り返った。

 夢の舞台での初登板は厳しい結果に終わり、防御率は30.86となった。「まずは立てたことを光栄に思いますし、ただ立つだけではダメなので、悔しいデビューになったので次回以降立て直せるようにしたいなと思います」と前を向いた。

(Full-Count編集部)

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