投げるの止めて奪った併殺「初めて見た」 危機回避の“珍事”は「地味にすごい」

巨人・岡本和真(右)【写真:矢口亨】
巨人・岡本和真(右)【写真:矢口亨】

フルカウントから14球目、一塁に歩こうとした打者を襲ったのは…

■巨人 2-0 中日(1日・東京ドーム)

 1日の巨人-中日戦で見られた“珍事”が、ファンの注目を集めている。「こんな併殺初めて見たわ」「怪我がなくて良かった」「ホンマに危ないんよなこれ」とコメントが集まった。

 8回、巨人の攻撃は1死一塁で打席に岡本和真内野手。中日の山本拓実投手から粘りに粘り、フルカウントから14球目の外角カーブを見逃して一塁へ歩こうとした。ところが審判の判定はストライク。一塁走者が二塁に走ったのを見た木下拓哉捕手は送球しようとしたものの、岡本和にボールをぶつけそうになったところで腕を振るのを止めている。

 まるで木下の右腕が、岡本和に突き刺さったかのようなシーン。三振と、捕手の送球を妨げたとする守備妨害で2つのアウトを重ね、この回は終わった。試合を配信した「DAZN」が、公式ツイッターに公開した動画には「止められるの地味にすごい」と、岡本和にぶつかると判断して送球を止めた木下のファインプレーと受け取る声もあった。

【実際の動画】「こんな併殺初めて見たわ」 14球の攻防の末に…捕手の機転で事故は回避

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