大谷翔平が歓喜のダンス 藤浪撃ち後に盛り上げに一役、指揮官も笑顔「クールだ」

塁上で笑顔のガッツポーズを決めるエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
塁上で笑顔のガッツポーズを決めるエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「彼の性格が分かる瞬間に遭遇する場面は少ないが、今日は皆さんも見られたようだ」

■エンゼルス 13ー1 アスレチックス(日本時間2日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地のアスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席に藤浪晋太郎から左翼フェンス直撃の適時打を放つと、6回の右前適時打で今季初のマルチ安打。5打数2安打2打点で打率.375。チームは13-1で大勝し、今季初勝利に貢献した。

 同世代対決に燃えていたのか。大谷は3回無死満塁で左翼フェンス直撃の適時打。一塁ベース上でダンスをするように喜んだ。ベンチを盛り上げる姿に、ネビン監督は感慨深く振り返った。

「WBCではダンスのようなセレブレーションを見たことがある。クールだ。これが、彼の性格だ。多くの人は実際に彼の性格が分かる瞬間に遭遇する場面は少ないが、今日は皆さんも見られたようだ」

 6回1死二塁ではオラーから右前適時打を放ち、今季初のマルチ安打をマークした。チームは11安打13得点で大勝。ネビン監督は「打線は心配していない。開幕戦は強い打球を放っていたし、シーズン最初の試合ということもあった。今日の試合に勝てて嬉しい。投手陣は好投したし、守備も素晴らしかった」と喜んでいた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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