8失点KOデビューの藤浪晋太郎に米記者辛辣…大谷翔平との差は「試合後さらに大きく」

エンゼルス・大谷翔平(左)とアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平(左)とアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

初登板で大谷と対決も…3回途中8失点KO、防御率30.86

■エンゼルス 13ー1 アスレチックス(日本時間2日・オークランド)

 阪神からアスレチックスに移籍した藤浪晋太郎投手は、1日(日本時間2日)に本拠地で行われたエンゼルス戦に先発したものの2回1/3を投げ8失点KO。メジャー初黒星を喫し、防御率は30.86に達した。大谷翔平投手との同学年対決は、大谷が3回に左翼フェンスを直撃する二塁打を放ち2打数1安打。米国のメディアは、2人の対決をどう見たのだろうか。

 ロサンゼルスの地元紙「LAタイムズ」のディラン・ヘルナンデス記者は「シンタロウ・フジナミに何が起きたのか?」というコラムで、2人の現状を分析している。

 記事は「オオタニはチームが11点を入れた3回、満塁の場面でフェンス直撃のタイムリーを放ち、往年のライバルのメジャーデビューを全国規模の悲劇にすることに一役買った」と伝えている。

 その上で「剛腕フジナミは、かつては大谷と互角の選手とみなされていた」と2人の因縁を紹介している。「オオタニとフジナミが世界最高の舞台で対戦することは、2人が日本プロ野球の“若手2強”投手だった時代から待ち望まれていた。ただ、その大一番は期待通りの設定にはならなかった」とした。

藤浪初登板は「いいところと悪いところが両方出た」

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