NPB史上初の約150m“超飛行”に成功 DeNA本拠地開幕戦…佐野が高さ30mから舞う

ワイヤーに吊るされて登場したDeNA・佐野恵太【写真:宮脇広久】
ワイヤーに吊るされて登場したDeNA・佐野恵太【写真:宮脇広久】

「怖いけれどファンの皆様のために飛びます」佐野の覚悟

■DeNA ー 巨人(4日・横浜)

 DeNAのキャプテン、佐野恵太外野手が4日、横浜スタジアムで行われる巨人との今季本拠地開幕戦の試合前、高さ約30メートルの上空を、距離にして約150メートル“超飛行”に成功した。

 ホーム開幕を祝う仰天のサプライズ企画。佐野はネット裏最上段のVIP室の屋上から、ワイヤーをつたい、グラウンド上のセンター定位置付近に設置されたゴンドラの“頂”に到達した。

 球団によると、選手が試合前のグラウンドで滑空するのはNPB史上初めて。2006年6月には、当時の日本ハム・新庄剛志外野手(現監督)が、札幌ドームの高さ約50メートルの天井からワイヤー1本を命綱に垂直に降りてきたことがあったが、今回の飛距離150メートルの滑空とは別物との見解だった。

 佐野は「怖いけれど、ファンの皆様のために飛びます」との言葉を残し、ユニホーム姿で滑空に臨んだ。今季DeNAのスローガン「横浜頂戦」を体現する“挑戦”で、コロナ禍を経て声出し応援が解禁されたばかりのスタンドのファンから、大歓声を浴びた。

【写真】ワイヤーに吊られて高さ30mの“超飛行” ファンも仰天…DeNA佐野のパフォーマンス

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