ダルビッシュ、5回1失点も今季初勝利ならず 救援陣が4点差を守れず…パ軍逆転負け
5-1とリードを保って降板も…リリーフが崩れる
■Dバックス 8ー6 パドレス(日本時間5日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は4日(日本時間5日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に今季初先発。5回1失点で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りるも、後続が追いつかれ今季初勝利はならなかった。チームは6-8で敗れ、連勝は3でストップした。
ダルビッシュは初回、先頭のロハスに二塁打を浴びるも後続を抑えて無失点の立ち上がりとなった。2回には3連続四球を与えたが、盗塁死などもあって得点を与えなかった。5回は先頭のペルドモに四球、ヘレラに安打を浴びて無死一、三塁のピンチを招くと、ロハスの犠飛で1点を失った。制球に苦しみ毎回走者を出す展開となったが、5回を投げ3安打1失点、3奪三振6四死球で今季初マウンドを終えた。
4点リードの場面での降板となったが、2番手のナビル・クリスマット投手が6回に3失点、8回には4番手のルイス・ガルシア投手が1死三塁からセーフティスクイズで同点に追いつかれ、ダルビッシュの勝利投手の権利が消滅した。続くペルドモには勝ち越し打を浴びるなど、8回に4点を奪われ逆転された。
ダルビッシュは3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシックに参加し、計3試合に登板。昨季まで2年連続の開幕投手を務めたが、今季は大会後の調整もあって開幕6戦目となっていた。昨季もシーズン初登板となった開幕戦で6回無失点と好投したが、9回にロベルト・スアレス投手がサヨナラ3ランを浴びて白星が消滅しており、2年連続で初登板の好投が報われない形となった。
(Full-Count編集部)