前田健太、6回途中1失点も勝利ならず　591日ぶり復帰登板で9奪三振…CY賞右腕と投手戦

2021年8月22日ヤンキース戦以来の登板

■マーリンズ ー ツインズ（日本時間5日・マイアミ）

　ツインズの前田健太投手が4日（日本時間5日）、マーリンズ戦に今季初登板初先発し、5回0/3を投げ3安打9奪三振1失点で降板した。好投も援護には恵まれず、591日ぶりの復帰登板で今季初勝利はならなかった。

　2021年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、この日が2021年8月21日（同22日）のヤンキース戦以来の591日ぶりの登板となった。初回は2番のホルヘ・ソレア外野手からスライダーで空振り三振を奪うなど3者凡退スタートも、2回に1死からアビサイル・ガルシア外野手に左翼席へソロを浴びた。しかしその後は得点を与えず、5回には3者連続で空振り三振を奪った。

　0-1と1点ビハインドの6回、先頭のジョン・バーディ外野手に安打を浴びたところで降板となった。2021年8月14日（同15日）のレイズ戦以来、598日ぶりの勝利はならなかったが、堂々の復活登板となった。

　打線は、昨季サイ・ヤング賞に輝いたサンディ・アルカンタラ投手を攻略できず、前田を援護できなかった。