NPBは「見過ごされている」 メジャー本塁打王が絶賛、侍投手陣は「才能豊か」

侍ジャパン・高橋宏斗、佐々木朗希、戸郷翔征(左から)【写真:Getty Images】
侍ジャパン・高橋宏斗、佐々木朗希、戸郷翔征(左から)【写真:Getty Images】

佐々木朗は「素晴らしい変化球がある」メキシコ監督が絶賛

 野球日本代表「侍ジャパン」メンバーの溢れる才能は、現役メジャーリーガーの目にも飛び込んでいた。米国代表として第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場したメッツのピート・アロンソ内野手は米メディア「ジ・アスレチック」の取材に応じ、「日本の投手陣には本当に感心させられたよ」と言及した。

 2019年に53本を放ち、ナ・リーグの本塁打王に輝いた主砲は「異なるスタイル、異なる球種。彼らは本当に才能豊か。(彼らの)クオリティは見過ごされていると思う。本当に優れた投手が何人かいる」と日本の投手陣を称賛した。

 また、メキシコ代表の監督を務めたエンゼルスの内野コーチでもあるベンジー・ギル氏はロッテの佐々木朗希投手を絶賛し「101マイルや102マイル(の速球)はどこでも通用する。その上、彼(ササキ)には素晴らしい変化球がある」と語った。さらに佐々木朗は2027年シーズンを迎える25歳のタイミングで、ポスティングシステムを利用する可能性があると言及し「彼がMLBに来るのがいつになろうと、メジャーリーグでとてつもないスターになるだろう」と期待を寄せた。

 準々決勝で日本に敗れたイタリア代表、パドレスのブレット・サリバン捕手は「2人の打者」に驚かされた。レッドソックスに加入した吉田正尚外野手とヤクルト村上宗隆内野手に「判断を誤ると、彼らはダメージを与える。ちょっとしたダメージではない。ハイパワー、ハイダメージだ」と表現している。

(Full-Count編集部)

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