大谷翔平、新投球フォームを披露 左足を下げてから始動、ピッチクロック対策か

試合前練習に臨むエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
試合前練習に臨むエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

左足を半足ほど後ろに下げてから投球動作に入るフォームに変更か

■エンゼルス ー ブルージェイズ(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地・ブルージェイズ戦前に新たな投球フォームを披露した。今季から導入された投球間の時間制限「ピッチクロック」対策とみられる。

 走者なしでもセットポジションから投球する大谷はセットに入った際に左足を半足ほど後ろに下げてから投球動作に。この日の10分ほどのキャッチボールでは感覚を確かめるように投げた。キャッチボール終了後も同じ投球フォームで壁当てを行った。

 今季初勝利を挙げた5日(同6日)の敵地・マリナーズ戦では初回1死二塁、ピッチクロックの違反を取られた。試合中、試合後に新ルールの解釈について審判に確認。ネビン監督によると、大谷は「ワインドアップで投げようかな」と話していたという。

 次回登板は11日(同12日)の本拠地・ナショナルズ戦。今季2勝目をかけ、新たな投球フォームで臨むのだろうか。

【動画】ピッチクロック対策? 大谷翔平が新たな投球フォームでキャッチボールする実際映像

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