菊池雄星、大谷翔平に被弾…5回途中6失点で降板 花巻東対決で通算3発目、後輩に完敗

エンゼルス戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星【写真:ロイター】
エンゼルス戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星【写真:ロイター】

まさかの“落球”で先制点を献上、不運もあり初回に3失点

■エンゼルス ー ブルージェイズ(日本時間10日・アナハイム)

 ブルージェイズの菊池雄星投手は9日(日本時間10日)、敵地・エンゼルス戦に先発登板し、5回途中9安打6失点で降板した。球数は99球だった。今季2勝目を狙ったマウンドだったが、初回にまさかの“落球”もあり3失点と乗り切れなかった。3回1死一塁からは花巻東高の後輩に当たる大谷翔平投手に3号2ランを浴びた。

 初回から不運な形で3失点を許した。初回2死一塁から、アンソニー・レンドン内野手を左翼へのフライに打ち取ったかと思われたが、左翼手のドールトン・バーショ外野手が“落球”。落下地点に入りながらも、グラブに当てることなく落球したが、記録はヒットとなった。一塁走者の大谷翔平投手が“激走”で本塁生還し、先制点を許した。続く、ハンター・レンフロー外野手に2ランを浴び、初回は3安打3失点。不運な形もあり、苦しい立ち上がりとなった。

 大谷とは昨年5月28日(同29日)以来の対戦。初回1死一塁からは一ゴロに打ち取ったが、3回1死一塁からセンター後方への“低空飛行弾”を浴びた。5回無死からは中安打を許した。

 5回途中6失点で降板したが、味方打線が6回に6点を返して同点に追いつき、負け投手となることはなかった。菊池は4日(同5日)、敵地でのロイヤルズ戦で今季初登板初先発し、5回69球を投げて3安打1失点の好投で今季初勝利を挙げていた。

(Full-Count編集部)

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