電車内で「ほかの乗客を尊重して配慮」 DeNA加入バウアーが驚いた日本人の“慣例”

DeNAのトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】
DeNAのトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】

混んでいる車内ではリュックサックを前へ…自らもすぐ実践

 DeNAに新加入したトレバー・バウアー投手が、日本の電車で驚いた“慣例”を明かした。自身のYouTubeを更新し、自宅と横須賀市内の2軍施設「DOCK」を電車に乗って行き来する様子を公開。初めて見る日本文化に興味津々の右腕は、多くの乗客がリュックサックを背中ではなく前に持っていることに注目した。

 同行した通訳に、混んでいる車内でリュックを前に持つのは何故か質問。「背中にあると後ろの人の邪魔になるから」との説明を受けると「ほかの乗客を尊重して配慮しているんですね」と感嘆。「米国でリュックを体の前で持つ人は見たことがありません」と言いながらも、すぐに自らもリュックを前にかけかえた。

 2020年のサイ・ヤング賞に輝いたバウアーは、DeNAが3月に電撃獲得して大きな話題を呼んだ。まだ実戦での登板はないが、25年ぶりの優勝への最大のピースとして期待されている。日本に馴染もうと積極的に文化を取り入れる姿勢もまた、頼もしい限りだ。

【実際の映像】日本での“電車通勤”に四苦八苦… PASMOをゲットし奮闘するバウアー

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