佐々木朗希、7回1安打無失点11Kで降板 2勝目の権利…今季いまだ防御率0.00

オリックス戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】
オリックス戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】

初の投げ合いとなった山本由伸は6回5安打1失点、1四球9奪三振で降板

■ロッテ ー オリックス(14日・ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手が14日、ZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス戦に先発。7回105球を投げ1安打無失点、2四球11奪三振で今季2勝目の権利を持って降板した。これで今季2試合計13イニングでわずか2安打無失点、防御率0.00を続けている。

 佐々木朗は初回からアクセル全開で3者連続三振。3回1死からは5者連続三振など、4回を終えて早くも2桁10奪三振に到達した。4回2死一、三塁から茶谷が三塁手のグラブを弾く適時打で貴重な援護点をもらった。直後の5回は毎回三振こそ途切れたが3者凡退に打ち取り、完全投球を続けた。

 しかし6回だった。先頭の西野に四球を与えて初の走者を許すと、続く若月にこの日初安打となる中前打を浴びた。無死一、二塁のピンチを背負ったが、最後はゴンザレスを右邪飛に打ち取り右拳を握った。7回にも先頭の森に四球を与えたが、杉本を遊ゴロ併殺打。最後まで本塁は踏ませなかった。

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に貢献した佐々木朗は、シーズンに入っても安定感抜群。今季初先発だった6日の日本ハム戦でも6回1安打無失点11奪三振と圧倒して白星を挙げ、今季2試合でいまだ得点を許していない。

 初の投げ合いとなった山本は6回101球を投げて5安打1失点、1四球9奪三振。粘りの投球を見せたが、リードを許してマウンドを降りた。

(Full-Count編集部)

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