鈴木誠也を広島OBが電撃訪問　「今までの日本人にないものを」復帰戦を前に激励

古巣の広島で球団アドバイザーを務める黒田博樹氏「素晴らしいシーズンに」

■ドジャース ー カブス（日本時間15日・ロサンゼルス）

　カブスの鈴木誠也外野手が14日（日本時間15日）、敵地・ドジャース戦に「4番・右翼」で先発出場する。左脇腹痛で10日間の負傷者リスト（IL）入りしていたが、患部も癒えて、この日にメジャー復帰した。グラウンドでは今季から古巣の広島で球団アドバイザーを務める黒田博樹氏と“再会”。復帰戦を前に、激励を受けた。

　黒田氏はかつて在籍したドジャースの関係者との縁があり、この日は現地へ。鈴木とはグラウンドで話す姿が見られ「僕も楽しみにしています。残念ながらWBCは、ああいう形で辞退したので、せっかくなのでこれから素晴らしいシーズンにしてほしいなと思っています」と背中を押した。

　黒田氏はメジャー2年目を迎える鈴木を「右打者であれだけ強く打てて、長打もある。走攻守そろったプレーヤー。まだまだ伸び代がある」と絶賛。さらに「今までにない日本人プレーヤーの確立をしてくれる選手かなと思います。今までの日本人のプレーヤーにないものを持っている。楽しみです」と期待を寄せた。

（Full-Count編集部）