韓国でも深刻なファンの“誹謗中傷” 元助っ人がSNSで被害訴え…家族巻き込む問題に

昨季まで西武に在籍していたブライアン・オグレディ【写真:荒川祐史】
昨季まで西武に在籍していたブライアン・オグレディ【写真:荒川祐史】

西武、ハンファでプレーのオグレディ「非難するコメントがものすごい」

 昨季は西武に在籍し、今季から韓国プロ野球のハンファに移籍したブライアン・オグレディ外野手が15日、SNS上での誹謗中傷コメントによる被害を訴えた。韓国メディア「SPOTV NEWS」が伝えている。

 記事によるとオグレディは15日、自身のSNSに「私と娘の写真をSNSに上げたところ『家に帰れ』とか、非難するコメントの量がものすごい」とつづった。

 さらに「昨年も言ったが、もう一度言う。私自身より、うまくプレーしたいと思っている人間はいない。開幕10試合は望んだ成績ではなかったが、私はきっと答えを探してくるし、今回もそうだ」と続けたという。オグレディは14日までに10試合に出場し打率.163、本塁打なしという成績にとどまっている。

 記事は「自分のSNSに載せた娘の写真までファンに罵倒されるようなら、見守る家族には大きな苦痛だ。オグレディだけでなく、韓国プロ野球の多くの選手が、家族の被害を訴えている理由だ」と、SNSでの誹謗中傷は今回のケースにとどまらないと指摘する。

 さらに、DeNAのエドウィン・エスコバー投手が同じくSNS被害を訴えた例に触れ「最近、日本でも外国人選手のSNSメッセージ公開が議論を呼んだ。ファンの応援が、無差別な“誹謗”に変質してはならない」とした。

(Full-Count編集部)

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