元日ハム助っ人が驚いた大谷翔平“伝説”「1人で勝った」 渡米後の活躍にも驚愕

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

元日本ハムのマーティンは現在レッドソックスに所属

 エンゼルスは14日(日本時間15日)から東海岸へ遠征し、レッドソックスと戦っている。ここには大谷を良く知る男がいる。日本ハム時代の同僚だったクリス・マーティン投手だ。地元紙「ボストン・グローブ」が、当時の大谷を語るマーティンのインタビューを掲載している。

 マーティンは2016年から2年間、大谷とチームメートだった。「22歳の時の大谷の印象は」という質問に「彼は最悪だったよ。野球があまり上手くなくて、努力が必要だった」と無表情で返したマーティンはすぐ「冗談だ。もちろん、今まで見てきたなかで最高の才能を持った選手だ」と続けた。

 思い出すのは2016年7月3日のソフトバンク戦、大谷が「1番・投手」で先発して先頭打者アーチを放ち、投げても8回を無失点に抑えた試合だ。当時、日本ハムのクローザーはマーティンだった。

「彼は私が9回に投げるのを必要としていなかったが、球数が多すぎたんだろう。だから、私がセーブを挙げたんだ」と懐かしそうに振り返る。続けて「彼は1人でその試合に勝ってしまった。そんなふうに言える選手は、他にいない」

 日本ハム時代に大谷の頭抜けた能力を知っていたマーティンでさえ、メジャーリーグでの大活躍は意外だった。「これは想像できなかった」と言い「ここは、とても難しいリーグだけど、彼は時々『とても簡単』に見せてしまう。それができる選手はとにかく、他とは違う」と称えていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY