千賀滉大と田中将大らを比較 メッツ同僚が見た好投手の資質…「心の奥底に競争心」

メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

メッツで同僚のオッタビーノは田中将大、澤村拓一らとプレー

 メッツの千賀滉大投手は14日(日本時間15日)に敵地で行われたアスレチックス戦に先発し、4回2/3を投げ4失点。チームが大勝したにもかかわらず勝利投手にはなれなかった。ただメジャーリーグでプレーする上で必要な資質を備えていると、多くの選手も感じているようだ。メッツのアダム・オッタビーノ投手が、これまで一緒にプレーしてきた日本人選手と比較して太鼓判を押している。

 地元紙「ニューヨーク・ポスト」が掲載したもの。オッタビーノは「彼(千賀)は長いことここに来たがっていた。すばらしい通訳をつけているし、いい人たちが周りにいる。かなり自信があることもいいことだ。心の奥底で優位に立つ感覚を持っていると思うので、それがいい方向に働くと思う」と、千賀には環境を含め、メジャーで成功できる可能性があると指摘する。

 また2019年からのヤンキース時代に田中将大、2021年にはレッドソックスで澤村拓一とプレーした経験をもとに「これまでに何人かの日本人選手とプレーしてきたが、ほとんどの選手はとても謙虚で、他の人たちを優先するといったことがうまい、少し控えめでね」とした。

 続けて「だが、いい選手はその上で、心の奥底に少し“競争心”も持っていることが見て取れる。千賀の場合も、日々周りにいるだけでそれが明らかだ」。千賀にも、心の奥底に闘争心が見えるとしている。

(Full-Count編集部)

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