大谷翔平の“神行動”は「驚いた」 敵軍選手が衝撃受けたスターの所作「ステキな人間」

高校時代から大谷の存在を意識「対戦を覚えている。すごくいい選手になる印象を持った」

 アローヨは大谷を10年以上前から注目してきた。2012年の第25回AAA世界野球選手権大会。大谷は高校日本代表、アローヨは米国代表として参加していた。

「ショウヘイと対戦した時のことは確かに覚えているよ。僕らの試合では登板はしなかったけど、外野を守っていてね。彼の打撃練習を僕らは見ていたんだ。外野からの送球も見たよ。その当時でも102マイル(約164.2キロ)くらい投げると思っていたから。だから(米国代表の)みんなはショウヘイがすごくいい選手になる印象を持ったんだ」

「当時の僕は若かったし、僕を含めてみんな米国の高校生以外については詳しく知らなかったんだ。でも、ショウヘイのような選手と対戦するという経験ができた。他に(日本代表で)誰がいたかは思い出せないけど、本当にいい選手が多かったね」

 最初に受けた衝撃から11年。17日(同18日)にはリアル二刀流・大谷と再び対戦する。対戦成績は通算6打数0安打と結果を出せていないが、一矢報いるつもりだ。

「グレートだよ。球界でもベストな選手との対戦は、いつも楽しい。ものすごい闘争心のある選手だからね」

 投打のプレーはもちろん、所作や行動でも敵軍選手を“圧倒”。多くのメジャーリーガーに影響を与える選手となっている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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