大谷翔平、降雨中断で3勝目ならず「考えてもしょうがない」 不規則展開も「いい経験」

取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

吉田とのメジャー初対戦は158キロ直球で空振り三振に仕留める

■エンゼルス 5ー4 レッドソックス(日本時間18日・ボストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地のレッドソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場したが、今季3勝目はお預けとなった。3回攻撃中に1時間25分の降雨中断があり、2回無安打1失点で降板となった。チームは5-4で逃げ切り、連敗を3で止めた。雨の影響で投球は2イニングに留まったが、大谷は「考えてもしょうがない」と淡々と振り返った。

 11時10分の試合開始予定だったが、雨の影響で56分遅延。2回にはマウンドに向かうも強い雨が降りだし、グラウンド整備もあって約9分間の中断が入った。その後再開したが3回攻撃中にまたも雨が降り出し、1時間25分中断となった。長時間の中断だったこともあり、3回のマウンドには2番手デビッドソンが上がった。

 試合は異例の午前中に開始。さらに雨による中断が何度も入るなど、不規則なゲームとなったが、「いい経験にはなりました。こういう不規則なゲームは今後もあるかもしれないですし、その時の経験にはなるんじゃないかなと思います」と前向きだった。

 初回には吉田正尚外野手とメジャー初対決。3球で追い込むと、98.4マイル(約158.4キロ)の高めフォーシームを振らせて空振り三振に斬った。「そこまでプレッシャーのかかる場面ではなかった。どちらかというとこちらのペースで投げられたかなと思います」と振り返った。

(Full-Count編集部)

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