鈴木誠也、今季初1試合3安打で打率.278に上昇 決勝適時打など全快…10点大勝に貢献

「4番・右翼」で先発したカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
「4番・右翼」で先発したカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

3回1死一、三塁から痛烈な打球で三遊間を破る決勝適時打

■カブス 10ー1 アスレチックス(日本時間18日・オークランド)

 カブスの鈴木誠也外野手は、17日(日本時間18日)の敵地で行われたアスレチックス戦に「4番・右翼」で出場し、今季初の1試合3安打をマークした。5打数3安打で、打率は.278に上昇。チームは20安打10得点の猛攻で2連勝を飾った。

 復帰4試合目の鈴木は、2回の第1打席は空振り三振に倒れたが、1-1の3回2死一、三塁から痛烈打球で三遊間を破る勝ち越し適時打。4回2死一塁でも左前打を放った。6回無死一塁では見逃し三振も、8回1死から今度は逆らわずに右前へ運んだ。メジャー復帰4試合目で快音を連発して完全復調をアピール。1試合3安打は、昨年8月21日(同22日)以来となった。

 鈴木は2月下旬に左脇腹を痛めて3月に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場を辞退。今季は負傷者リスト(IL)で開幕を迎え、14日(同15日)にメジャー復帰戦でいきなり1号ソロを放った。この日の試合前には、今季からアスレチックスでプレーする同学年の藤浪晋太郎投手と談笑する場面もあった。

(Full-Count編集部)

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