大谷翔平の決勝2ランを指揮官称賛「特別な選手」「どんな環境でも目的を達成する」

試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】

ネビン監督「誰も見ていない裏の球場でだって同じように競争心を発揮する」

■エンゼルス 5ー2 ヤンキース(日本時間19日・ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・ヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場し、初回に7試合ぶりの先制4号2ランを放った。5回には今季初盗塁を記録。3打数1安打2打点で打率.300。チームは2連勝を飾り、貯金1となった。

 豪快弾は初回無死二塁だった。右腕・シュミットのスイーパーを完璧に捉えた。右翼・ジャッジの頭上を襲った打球は、そのままスタンドイン。ヤンキー・スタジアムでは2021年6月29日以来2年ぶりで通算4発目。登板翌日の本塁打は今季初めてだ。打球速度は116.7マイル(約187.8キロ)、飛距離は391フィート(約119.2メートル)。角度19度はキャリア2番目の低さだった。

 ネビン監督は「どんな環境でも目的を達成する。誰も見ていない裏の球場でだって、4万人が入っているヤンキー・スタジアムと同じように競争心を発揮するだろう。だからこそ彼は特別な選手で、球界屈指の選手なんだ」と目を丸くしていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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