ヌートバーが明かす侍Jの苦悩 文化も言葉も分からず重圧「母の名前を汚すことは…」

全7試合に出場して打率.269、守備でもガッツあふれるプレーで魅了した

 そんなヌートバーを、侍ナインは合流時に“たっちゃんTシャツ”をつくって迎え入れた。すぐにチームに溶け込むと、WBC全7試合でリードオフマンを務めて打率.269、守備でもガッツあふれるプレーでファンを魅了した。

「アメリカ出身の選手が(侍ジャパンで)プレーすることは初めてのことだったから、リスペクトして、ファンやコーチに気に入られる選手にならなくてはいけないというプレッシャーがあった。たった1人のバカのせいで、アメリカ人は変なヤツだとは思われたくなかった」

 心配は杞憂に終わり、誰からも愛されたヌートバー。「初戦の試合前に、監督が『このチームは、今から100年間に渡って覚えられるチームになる』と言っていた」と振り返った通り、世界一のチームの一員となった。

(Full-Count編集部)

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