大谷翔平、幻の5号が響く…得点圏で3打席凡退で3戦ぶり無安打、エ軍は延長戦惜敗

ヤンキース戦でスタンドインしそうな大飛球をキャッチされたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ヤンキース戦でスタンドインしそうな大飛球をキャッチされたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

4打数無安打1四球で打率.281、延長戦負けは今季2度目

■ヤンキース 3ー2 エンゼルス(日本時間20日・ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・ヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打で3試合ぶりの無安打に終わった。初回の第1打席で本塁打性の打球を中堅のアーロン・ジャッジ外野手にキャッチされた。打率.281。チームの延長戦負けは今季2度目。

 幻の5号が響いた。初回1死、フルカウントから右腕ブリトーの低めチェンジアップをバットに乗せた。打球は悲鳴が響く中で中堅後方に伸びていったが、フェンス手前で中堅・ジャッジがジャンプ。グラブで1度弾きながらも最後は右手でキャッチした。敵地は一転して大歓声に包まれた。打球速度は111.5マイル(約179.4キロ)、飛距離は411フィート(約125.3メートル)。本塁打になってもおかしくない大飛球だった。

 その後は3回1死二塁で二ゴロ、5回2死三塁と7回2死一、二塁で空振り三振と得点圏で結果を出せなかった。9回2死一塁では四球を選んだが、続くトラウトが空振り三振。三振判定を受けてネビン監督が審判に猛抗議。今季初の退場処分を受けた。

(Full-Count編集部)

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