打率1割台が続々も…打ちまくりの虎5年目が存在感 早くも明暗分かれるセ遊撃手

DeNA・京田陽太、巨人・坂本勇人、阪神・木浪聖也(左から)【写真:荒川祐史、小林靖】
DeNA・京田陽太、巨人・坂本勇人、阪神・木浪聖也(左から)【写真:荒川祐史、小林靖】

開幕から約3週間…阪神・木浪聖也や躍動するセ遊撃手も

 プロ野球は開幕からまもなく3週間がたち、各球団は15試合前後を消化した。長いシーズンのわずか10分の1ほどだが、早くも“明暗”が生まれている状況がある。セ・リーグの遊撃手では、阪神の木浪聖也が打率4割超のスタートダッシュ。一方、苦戦する期待の若手や苦境に立つ主力もいる。(成績は19日時点)

 首位に立つ阪神の遊撃は、中野拓夢が今季から二塁にコンバートされたことで“空位”に。開幕スタメンは小幡竜平が担ったものの、8日のヤクルト戦(甲子園)で先発起用されて以降は快音を量産。規定未到達ながら、打率.407(27打数11安打)と際立っている。

 開幕4連敗から立て直したDeNAでは、トレードで中日から加入した京田陽太が、課題の打棒でもアピールを見せている。4年目の森敬斗やドラフト3位の林琢真ら期待の若手もいる中、新天地でのレギュラー獲得に向けて熾烈な争いを繰り広げている。

 その京田を放出した中日では、今季から登録名を変更した龍空がチーム最多10試合に出場。8日のDeNA戦(横浜)では、今季チーム初本塁打となるプロ1号を放った。新助っ人のオルランド・カリステや2軍ではドラフト4位の村松開人も控える中、20歳が定位置を確固たるものにできるか。

巨人・坂本勇人は22打席無安打、ヤクルト・長岡秀樹は打率1割台

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