アスレチックスがラスベガス移転か 土地買収に合意…球団社長「長期間本拠地を」

ラスベガス移転が報じられたアスレチックス【写真:ロイター】
ラスベガス移転が報じられたアスレチックス【写真:ロイター】

新球場は3万5000人収容で一部開閉式の屋根を設置する計画

 藤浪晋太郎投手の所属するアスレチックスが、2027年までにラスベガス移転を計画していると19日(日本時間20日)、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」などが伝えた。

 ラスベガスの地元紙「ラスベガス・レビュー・ジャーナル」のミック・エイカーズ氏によると、アスレチックスはラスベガス・ストリップの西側にある49エーカー(約19.8ヘクタール)の土地を買収することに合意した。3万5000人収容で、一部開閉式の屋根を設置する計画であるという。

 アスレチックスの現在の本拠地オークランド・コロシアムは観客の少なさが目立つ。デーブ・カバル球団社長はエイカーズ氏に対して「私たちはアスレチックスが契約をまとめ、長期間本拠地を置くことができるように、ラスベガスに注目した」と語った。

 またメジャーリーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーは「ラスベガス・レビュー・ジャーナル」の報道を認め「私たちはアスレチックスがラスベガス(移転)に目を向けることを支持する」とした。

(Full-Count編集部)

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