大谷翔平の打席で起きた新ルール違反が物議 ヤ軍左腕が憤慨「ショッキングだ」

ヤンキース戦に「2番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ヤンキース戦に「2番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ヤンキース救援左腕ペラルタ「オオタニにストライクが宣告されると思っていた」

■ヤンキース 9ー3 エンゼルス(日本時間21日・ニューヨーク)

 エンゼルス・大谷翔平投手の打席で、ヤンキースのワンディ・ペラルタ投手が受けたピッチクロック違反の判定が物議を醸している。ヤンキースタジアムで行われた20日(日本時間21日)の一戦。ヤンキースが2点差に迫られた7回2死二塁、左腕は20秒以内に投球動作に入らなかったとして違反を取られた。「オオタニが下を向いていた。残り時間を考慮すると、オオタニにストライクが宣告されると思っていた」と納得のいかない様子だった。

 打者はピッチクロックが残り8秒になるまでに打撃の準備を整えなければならない。ペラルタはその残り8秒になるまでに大谷の目線が投手から外れていたと指摘する。通算330試合登板を誇る左腕は、「投手は打者が顔を上げた時に投げる。(ピッチクロックで)ストライクになると思っていたら、反対の結果になってしまった。ショッキングなことだし、驚いているが、これが現実だ」と憤慨した様子だった。

 ヤンキースのアーロン・ブーン監督もピッチクロック違反の判定後に球審に確認。「私は(ピッチクロックの)時間を把握できていなかった。でも、トレビー(捕手のトレビーノ)はオオタニは準備ができていなかったと確信を持っていたから確認した」と話した。結局、大谷にはストレート四球。この日は勝敗に響くことはなかったが、色々と考えさせられる判定となった。

【実際の場面】「ショッキングなことだ」とヤ軍左腕憤慨…物議となったピッチクロック判定の場面

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