シャーザーは10試合の出場停止&罰金 MLB発表「不正物質使用違反を犯した」

退場処分を受けたメッツのマックス・シャーザー(右から2人目)【写真:ロイター】
退場処分を受けたメッツのマックス・シャーザー(右から2人目)【写真:ロイター】

20日のドジャース戦で退場処分となっていた

 MLB機構は20日(日本時間21日)、メッツのマックス・シャーザー投手に、不正物質に関する使用禁止のルールを破ったとして10試合の出場停止と罰金を課すと発表した。罰金の額は未定。「MLBは該当する場面のビデオと、審判団からの報告を含むレポートを検証した。その結果、試合序盤に用具を変更するよう警告が出されていたのにも関わらず、シャーザー氏は4回裏に公式野球規則で定められた不正物質使用違反を犯したことが発覚した」と発表した。

 シャーザーは、19日(同20日)のドジャース戦に先発登板。不正物質が手に付いていたとして退場処分となっていた。2回終了後、禁止されている不正物質の使用を指摘され、3回にはグラブを交換。しかし、4回の投球開始前にも球審から手のべたつきを指摘された。シャーザーは「汗とロジンだけだ」と主張するも、口論の末に退場となっていた。

 機構は「4回裏に行われたチェックでのベタつき度は異常で、ロジンと汗によって引き起こされることはないと結論付けた」と見解を発表した。

(Full-Count編集部)

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