衝撃の166キロは「なんてこった」 超剛球でトラウト圧倒…人類最速左腕が「完全復活」
35歳のチャップマンが新天地で復活
■ロイヤルズ 11ー8 エンゼルス(日本時間23日・アナハイム)
ロイヤルズのアロルディス・チャップマン投手が22日(日本時間23日)、敵地・エンゼルス戦の7回に救援登板。1イニングを2奪三振、無安打無失点に封じた。先頭のマイク・トラウト外野手対しては103マイル(約165.8キロ)で空振り三振斬り。その剛球に「すげかった」「なんてこった」「まだあんな鬼速い球を投げれるのか」とファンは驚きの声を上げた。
レッズ時代の2010年に時速169キロの剛速球を投げ「世界最速投手」「人類最速」の称号を得た左腕も近年は成績が下降。ヤンキースで守護神の座を剥奪され、今季はロイヤルズに加入した。しかし、35歳は新天地で復活。この日はトラウトを空振り三振、大谷翔平投手を遊飛、アンソニー・レンドン内野手を空振り三振に仕留めた。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに剛球動画を投稿すると、ファンは続々反応。「なんでこんな速い球投げられるのか。バネの違いか?」「ここにも全盛期のおかわりくんいるわ」「去年もうダメかと思ったチャプマンが35歳で蘇るとはね」「これは完全復活」とコメントが並んだ。