大谷翔平ら3者連発を指揮官激賞「いい光景だ」 前夜の雪辱に笑顔「明日につながる」

試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】

ネビン監督「全員がいいスイングをしてくれた」

■エンゼルス 4ー3 ロイヤルズ(日本時間24日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、6回の第3打席で5試合ぶり5号ソロを放った。ウォード、トラウトとの3者連発で、日米通算180本塁打。フィル・ネビン監督は「いい光景だった。トラウトはもちろん、ショウヘイがまた打ってくれた。全員がいいスイングをしてくれたので、結果に結びついた」と何度もうなずいた。

 お祭り騒ぎだった。6回、大谷はウォードの同点ソロ、トラウトの勝ち越しソロに続いた。右中間スタンドへ放り込む5号ソロ。前夜は4発も逆転負け。トラウト、大谷ら主軸が引っ張り、「昨日は苦い思いをしたが、今日勝つことができたことは明日につながる」と巻き返しへの手応えを口にした。

 チームは17連戦の真っ只中だ。トラウトにも当たりが戻り、ネビン監督は「ショウヘイもそうだけど、人間だから疲れる。マイク(トラウト)も、ショウヘイも休養日は必要だ。(ヤンキース戦では)打席内でキレがなかったけど、ここ2日間のマイクは私たちが知っているマイクだ」と語った。“トラウタニ”の復活がチームの勝利に近づくのは間違いない。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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