止まらない吉田正尚を米絶賛「本物だ」 自己最長弾で存在感「考えていた通りの選手」
今季自己最長飛距離の4号ソロ&7戦連続安打で19連戦終える
■オリオールズ 6ー2 Rソックス(日本時間27日・ボルティモア)
レッドソックスの吉田正尚外野手は26日(日本時間27日)、敵地・オリオールズ戦に「4番・左翼」で出場。2回に4号ソロを放ち、4打数1安打1打点だった。20日(同21日)のツインズ戦から続く連続試合安打を7に伸ばし、好調をキープ。米メディアも称賛の声を並べた。
2回先頭の第1打席で、先発・ウェルズが投じた3球目のチェンジアップをバットに乗せ、中堅右へ。今季自身最長の飛距離412フィート(125.6メートル)、打球速度106.0マイル(約170.6キロ)の一発だった。地元放送局「NESN」は「マサタカ・ヨシダは止められない。彼はこの1週間、絶好調だ」と題した記事を掲載。吉田を「マッチョマン」と評して、ダグアウトでダンベルと共に祝福する姿に「ファンは慣れ始めた」と活躍を称賛した。
同局の放送席では、本塁打の直後に「このようなスイングを見せる彼は、打線の中軸で影響力を持っていますね。これが我々が考えていた通りの選手です」と吉田を高く評価した。
この日は、守備でも好プレーを披露。6回1死満塁からサンタンデールが左中間に放った打球にダッシュすると、グラブを伸ばしてダイビングキャッチ。抜ければ大量失点となるところだったが、見事なプレーで防いだ。米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」のジャレッド・カラビス記者も「ヨシダはマジで本物だ」とツイート。一時は21打席連続無安打と苦しんだが、徐々に適応を見せ、ボストンでの評価を高めている。
(Full-Count編集部)