松井秀喜氏が野球教室で柵越え披露 巨人入団から30年、“原点”での一発に大歓声

野球教室で子どもたちに柵越えを披露する松井秀喜氏【写真:荒川祐史】
野球教室で子どもたちに柵越えを披露する松井秀喜氏【写真:荒川祐史】

自身主宰のNPO法人「松井55ベースボールファウンデーション」開催

 巨人やヤンキースで活躍した松井秀喜氏が29日、神奈川・川崎市のジャイアンツ球場で自身主宰のNPO法人「松井55ベースボールファウンデーション」の野球教室を開催した。ジャイアンツ球場は1993年から巨人に入団した松井氏にとってはプロのスタートをきった原点の場所。現役時代を思い起こさせる放物線を見た参加者の子どもたちとスタンドで見守る保護者からは歓声が上がった。

 開会の挨拶で松井氏は「30年前にジャイアンツに入って、毎日汗を流していた思い出の場所です。皆さんにとってもいい1日になるといいなと思います」と優しい表情で語りかけた。アップや打撃投手など率先して行った松井氏は、恒例となった打撃披露でも快音を響かせた。この野球教室を実施するたびに打てなくなった時のことを心配していたが、不安は杞憂に。改めて“メジャーリーガー”の凄さを披露していた。

【実際の動画】ファンは嬉しい松井秀喜のアーチ 思い出のジャイアンツ球場で放った一打に子どもたち歓喜

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