大谷翔平を敵将称賛「いまだかつてない」 WBC決勝の“準備”にも感銘「信じられない」
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大谷はメジャー6年目で初のブルワーズ戦、カウンセル監督「1選手が試合に影響を及ぼせるところは少ない」
■エンゼルス ー ブルワーズ(日本時間29日・ミルウォーキー)
ブルワーズのクレイグ・カウンセル監督が28日(日本時間29日)、本拠地・エンゼルス戦前に報道陣の取材に応じ、大谷翔平投手を称賛した。大谷はメジャー6年目で初のブルワーズ戦。「ショウヘイは才能が豊かな選手だ。でも、みんな二刀流に慣れてきてしまっている。昨日は投げながら、あとホームランを打てばサイクルを達成するところだった」と賛辞の言葉を並べた。
大谷は前日27日(同28日)の本拠地・アスレチックス戦で無傷の4勝目をマーク。投球では6回8奪三振3安打5失点。バットでは本塁打が出れば自身2度目のサイクル安打達成だった。「1選手が試合に影響を及ぼせるところは少ない。でも、昨日の試合を見ると、これほど影響力を与えた選手はいまだかつてない。アメージングだ。投打ともに素晴らしく、(二刀流で)ロースターも1枠しか使わない」と称えた。
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大谷が胴上げ投手となった3月のWBC決勝・米国戦にも感銘を受けたという。敵将は「(DHで出場していた)WBCでブルペンから登板する姿を見て、クレイジーだと思った。信じられないことだ。誰もこんなことをしたことがない」と目を丸くしていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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