藤浪は先発では「2Aまで落ちる。3Aでも難しい」 ラミレス氏が分析する“成功の秘訣”

アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

以前から藤浪の配置転換を提言していたアレックス・ラミレス氏

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手は、4月を終えてここまで6試合に登板。先発としては4戦4敗を喫し、4月25日(同26日)からブルペン待機となった。元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏は「彼は非常に良い投手だが、何かを変えなければならない」と活躍するための方法を提言した。

 自身のYouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」を更新したラミレス氏は、配置転換となった藤浪について「日本ではリリーフの方が先発より機能していたと思うんだ。数年見てきたけど彼がメジャーリーグに適応する方法を僕は分かっているんだ。ツイッターでも呟いたけど、リリーフの方が先発よりはるかに効果的だ」とチームの方針に賛成した。

 配置転換前から、ツイッターで中継ぎ起用を提言していたラミレス氏は、「リリーフで1イニング、もしくは2イニングで起用するべきだね。さもないと彼は2Aまで落ちるだろう。このままだと3Aでも自信を取り戻すのは難しい」と意見を主張。「リリーバーにすれば、自信を取り戻しストレートの精度も上がるし、彼はプレッシャーを感じず全力投球できるはずだ!」と分析した。

 ラミレス氏は2020年までDeNAの監督を務め、藤浪の姿は何度もその目で見てきた。「スライダーの精度はあまりよくないが、フォークをしっかりストライクからボールの軌道で投げられれば相手は打つことは出来ないよ。リリーバーになればメジャーリーグに残り、成功できるだろう」と活躍するために、フォークの精度を挙げた。

 最後には「彼は非常に良い投手だが、何かを変えなければならない。このアドバイスが届いてくれた嬉しいね!」とエールを送った。

【実際の動画】「さもないと彼は2Aまで落ちる」藤浪の配置転換について熱く語るラミレス氏

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