吉田正尚は「米国でより優れた打者になる」 殿堂入り打者が大絶賛する“根拠”

適時二塁打を放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】
適時二塁打を放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】

11試合連続安打をマーク、OBのジム・ライス氏が大絶賛

■Rソックス 6ー5 ブルージェイズ(日本時間2日・ボストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が、米国で日ごと評価を上げている。1日(日本時間2日)に本拠地でのブルージェイズ戦に「2番・左翼」で出場し、適時打を含む4打数2安打1打点。11試合連続安打は、継続中の記録ではレンジャーズのロビー・グロスマンに並んでメジャートップとなった。地元放送局「NESN」の試合後番組では、米殿堂入りを果たしているOBのジム・ライス氏が大絶賛した。

 吉田はこの日、初回無死二塁の第1打席でグリーンモンスター直撃の先制タイムリー。5回先頭の第3打席では中前打を放ち、5試合ぶりとなるマルチ安打を記録した。打率は.276から.286に上昇。チームは9回にサヨナラ勝ちを飾った。

 試合後の番組で、司会のトム・キャロン氏は「この男は間違いなく刺激的な選手。マサタカ・ヨシダは好調な打撃を続けています」と紹介。アナリストを務めるライス氏も「もしかしたら彼は自身がどれだけ優れているのかわかっているかもしれません」と応えた。

 メジャー通算382本塁打、1451打点を誇るライス氏は続けて「私が思うに、壁(グリーンモンスター)をうまく使うことで、ここ米国でより優れた打者になるでしょう」と強調。さらなる飛躍を予感しているようで「彼は米国の投球に対して、コツを掴んでいるところだと思います。どんどん居心地も良くなっています」と唸った。

(Full-Count編集部)

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