454億円男の“史上最速復帰”に米衝撃 TJ手術からわずか160日「人間じゃない」

フィリーズのブライス・ハーパー【写真:ロイター】
フィリーズのブライス・ハーパー【写真:ロイター】

2021年ナ・リーグMVPのハーパーが日本時間3日に復帰予定

 フィリーズのブライス・ハーパー外野手が、2日(日本時間3日)の敵地・ドジャース戦で復帰すると、複数の米メディアが伝えた。昨年11月23日(同24日)に右肘のトミー・ジョン手術を受け、リハビリを続けてきた。同戦に出場すれば“史上最速”となる160日での試合復帰となる。速すぎる“帰還”に米では「人間じゃない」と衝撃が走っている。

 米スポーツ局「ESPN」は、「彼は元々7月に復帰が見込まれていたが、今は火曜日に先発の指名打者としてラインナップに入ることが予想されている」と伝えた。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、トミー・ジョン手術から160日での復帰は史上最速だという。これまでの最速記録はパイレーツなどで3度の盗塁王を獲得したトニー・ウォマックの182日だった。

 ハーパーは2019年に、当時のFAでの史上最高額となる13年3億3000万ドル(約445億円)の大型契約を結びフィリーズに加入。2021年にはナ・リーグMVPに輝いた。第5回WBCへの出場も予定されていたが、手術もあって参加しなかった。

 復帰の一報を知ったツイッター上のファンは「文字通り超人的」「クレイジー」「レジェンドが復帰する」「キングの帰還だ」と速すぎる復帰に驚愕している。

(Full-Count編集部)

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