巨人、丸の劇的サヨナラ弾で2連勝　9回2死から確信の一発…カード勝ち越しで4位浮上

4日のヤクルト戦…巨人移籍後初のサヨナラ打

■巨人 8ー7 ヤクルト（4日・東京ドーム）

　巨人の丸佳浩外野手は4日、東京ドームで行われたヤクルト戦で、同点の9回にサヨナラとなる2号ソロを放った。チームは昨日に続いて8-7で勝利し2連勝。このカードの勝ち越しを決め、4位に浮上した。丸は移籍後初のサヨナラ打となった。

　7-7の同点で迎えた9回2死走者なしから、6番手小澤のボールを右翼席へ運んだ。打った瞬間確信の一発に、場内は大盛り上がり。ホームではチームメートに丸ポーズで迎えられ、原辰徳監督には笑顔で抱きしめられた。

　試合は4回まで0-2とリードされるも、5回に坂本と岡本和の2者連発で3点を奪い逆転に成功。6回にも3点を追加した。しかし7回に村上に同点2ランを浴びて6-6の同点に。その裏に大城の適時打で1点を返すも、8回に犠飛で追いつかれていた。9回も岡本和、オコエが打ち取られたが、丸がカウント0-3からの甘いボールを一発で仕留めた。

　シーソーゲームを制し、チームは4位に浮上。9回表を無失点に抑えた大勢に今季初白星がついた。