ヌートバー、大谷翔平との対決に「楽しかった」 前日3Kも…“打撃改造”で手応えの4安打

3回に中前打を放つカージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images】
3回に中前打を放つカージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images】

前日に大谷翔平から3三振を喫して“打撃改造”が4安打につながる

■エンゼルス 11ー7 カージナルス(日本時間5日・セントルイス)

 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が4日(日本時間5日)、本拠地で行われたエンゼルス戦に「1番・右翼」で先発出場し、自身初となる1試合4安打を放った。試合後は「アプローチの変更が上手くいった」と笑顔を見せるなど、前日3日(同4日)に大谷翔平投手から3三振を喫し、打撃改造に着手。4安打で打率.262まで急上昇させたが、チームは7-11で敗戦。6連敗となった。

 この日は、初回先頭で中安打を放つと、3回無死の第2打席でも中安打、6回には左安打、8回に遊安打を記録。前日3日(同4日)は“侍対決”となった大谷から3三振を喫し「タイミングの取り方を少し調整した。つま先でタイミングを取った」と、この日に4安打が生まれた理由を明かした。

 意地の4安打に、本拠地から“ヌーイング”が起きたが、白星を届けることはできなかった。6連敗にも「チームが1つになって、いい試合をすることだ。攻守、ピッチング全てにおいてベストを出すこと。まだできていないことだが、幸いなことにシーズンは長いからその機会はある」と懸命に前を向いた。自身の打撃には「どんなときでも4安打を打てるならいいこと」と手応えを感じている様子だった。

 ヌートバーは2日(同3日)に大谷と再会。今カードを振り返り「楽しかった。彼(大谷)とイッペイ(水原通訳)に再会できてよかった。次回は彼らから白星をあげたい」と力を込めた。報道陣の質問に応じている最中に「今ちょうどイッペイからメッセージがきた。彼(水原通訳)とは、昨日少しだけ話した。(大谷とも)お互い連絡を取り合えればいいと思っている」と笑った。

 スタジアムに駆けつけた日本人ファンには「試合に来てくれてありがとう。シリーズを通じて声援を感じた。素晴らしいことだし、感謝している」と、丁寧に頭を下げた。

(Full-Count編集部)

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