大谷翔平の“成長”に驚愕「最高の選手」 通算251勝サバシア氏が断言「CY賞を争う」

エンゼルス・大谷翔平(右)とCC・サバシア氏【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平(右)とCC・サバシア氏【写真:Getty Images】

投打で躍動の二刀流について「“この男はやばい”と思った」

 ヤンキースなどで通算251勝を挙げたCC・サバシア氏が、投打二刀流で躍動する大谷翔平投手について語った。2007年にサイ・ヤング賞に輝いた左腕が「俺が見てきた中で最高の野球選手」などと最大級の賛辞を送った。

 米ポッドキャスト番組「Green Light with Chris Long」に出演。「オオタニはピンストライプ(ヤンキースのユニホーム)がどれくらい似合うかな」と聞かれると「どれくらいって……彼がブロンクス(ヤンキース)に来てくれるよう祈ってるんだ(笑)。誰もが彼はドジャースに行くと思っていた。ドジャースはこのオフは選手契約を思いとどまった。もしかしたら彼と契約するためかもしれない」などと見解を述べた。

 そして「今、選手たちのレベルはMLB史上ベストだ。群を抜いているが、最高の選手は彼(大谷)だ。誰よりも飛距離を出し、誰よりも速い球を投げる、足も一番速い。文字通り、野球史上最高の選手たちが揃っている時代において、俺たちが今まで見た中で最高の選手なんだ。驚異的だ。彼の試合を1イニングだけ見たが、それでも“この男はやばい”と思った」と言葉に力を込めた。

 投手として7試合に登板して4勝負けなし、防御率2.54、野手として30試合の出場で打率.308、7本塁打、19打点を誇る大谷だが、サバシア氏は「彼の一番素晴らしい武器はピッチング」と話す。

「投手としてどんどん良くなってきているからね。サイ・ヤング賞を争うピッチングをするだろう。同じシーズンにサイ・ヤング賞を獲って40本塁打も打ったらどうなるだろう? サイ・ヤング賞を獲って20本塁打を打ったら、そんなこと誰もやったことがない。投手としてよくなってきている中で、打撃は変わらずいつだって打てるだろう。だが先発投手として7~9回まで投げて試合を支配するピッチングを続けたら……常軌を逸脱している」と成長ぶりにも目を見張った。

(Full-Count編集部)

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