世界にとどろく大谷翔平の「偉業」 “野球不毛の地”英国紙も騒然「歴史的な金字塔」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「デイリー・ミラー」が通算500奪三振&100本塁打達成を伝える

■エンゼルス 6ー4 カージナルス(日本時間4日・セントルイス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)に行われたカージナルス戦に投打同時出場し、ベーブ・ルース以来となる通算500奪三振と100本塁打に到達した。この快記録は、野球が盛んではない英国のメディアも伝えている。同国の代表的大衆紙「デイリー・ミラー」が「特別なメンバーの仲間入りを果たした」と報じた。

 大谷はこの試合で通算500奪三振に達した。記事は「LAエンゼルスでの英雄的な活躍でさらに記録を破り、ショウヘイ・オオタニは特別なメンバーの仲間入りを果たした」という見出しで大谷を称えた。

 さらに「エンゼルスのスターであるショウヘイ・オオタニは、球界のレジェンド、ベーブ・ルースの足跡をたどり、100本塁打に加えて投手として500奪三振に届いた史上2人目の選手となった」「日本生まれの28歳で“ショータイム”の異名を取るこの投手は、エンゼルスがほとんど追う展開だったセントルイス・カージナルス戦で、チームの命運を変える手助けをした」と活躍を伝えている。

 英国では2019年にメジャーリーグの公式戦が行われ、今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では代表チームが本戦進出を果たしたものの、野球が一般的なスポーツとはいえない。

 その中で同紙は「この歴史的な金字塔を達成した週に、日本野球のスターは11安打と21奪三振をマーク。Optaによれば、近代MLB史上、1週間でこの両方の数字に届いた選手はいない」「大谷は今季、見事なシーズンを送っている。ここまで39イニングを投げ59奪三振、そして今季MLBで初めて1試合13奪三振に届いた投手となった。次の登板でルースが通算で奪った501三振に並ぶ可能性がある」と特筆すべき記録を詳細に伝えている。

(Full-Count編集部)

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