佐々木朗希、5回まで無安打投球で降板 強風味方に12K…両リーグ最速の50奪三振に到達

ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

許したのは四球と振り逃げの走者だけ…試合は延長12回の末ドロー

■ロッテ 0ー0 ソフトバンク(5日・ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手が5日、ZOZOマリンスタジアムで行われたソフトバンク戦に先発し、5回まで無安打1四球、12奪三振の好投を披露した。ベンチは投球が89球に達し、被安打0のまま降板を選択した。また、早くも奪三振が今季50個に到達し、両リーグトップを独走している。試合は佐々木朗の降板後も両軍無得点のまま進み、延長12回を戦った末0-0の引き分けに終わった。

 試合前までに今季の奪三振が38個に達していた佐々木朗は、ソフトバンク打線相手に初回、2回と2個ずつの三振を奪うスタート。風速20メートル近い強風に序盤は投げづらそうにしていたものの、フォークやスライダーの尋常でない落差を使って奪三振を積み重ねていった。直球の最速は161キロに達した。

 3回、4回とすべてのアウトを三振で奪い、2桁の10個に乗せると、5回にも川瀬、ガルビスを三振に仕留めシーズン50個に到達。佐々木朗のシーズン最多奪三振は、昨年129回1/3を投げて記録した173個。

【実際の投球】激落ちフォークに剛速球…打者は朗希の投球に手も足も出ず

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