“疑惑の判定+ニヤニヤ退場宣告”…ヌートバー指揮官を激怒させた審判が「一番酷い」

タイガース戦で退場処分となったカージナルスのオリバー・マーモル監督(右)【写真:ロイター】
タイガース戦で退場処分となったカージナルスのオリバー・マーモル監督(右)【写真:ロイター】

カージナルスのマーモル監督、相次ぐ微妙な判定に我慢できず…

■タイガース 5ー4 カージナルス(日本時間6日・セントルイス)

 カージナルスのオリバー・マーモル監督が“疑惑の判定”にブチ切れだ。5日(日本時間6日)に行われたタイガース戦では、ゾーンを外れたボールが続けてストライクとコールされたことに激昂。猛抗議を続けた末に退場処分を受けている。

 4-5と1点を追う9回1死二塁、ノーラン・アレナド内野手に対する最初の2球は、低めに外れたかに見えた。中継に映し出されるストライクゾーンの外に見えるが、球審はいずれもストライクのコール。さらに2死後、MLB公式のカージナルス番ジョン・デントン記者によると、ディラン・カールソンのファウルチップが空振り三振と判定された際、カージナルスのベンチは直接捕球ではないと主張するも、ルール上リプレー検証ができずそのまま試合は終了したという。その直後には、カージナルスベンチではラーズ・ヌートバー外野手らが困惑気味に審判を見つめており、不穏な空気が漂っていた。

 デントン記者は、アレナドへの投球チャートをツイッター上で紹介するとファンからは「これは最悪」との声が。またデータ提供会社の「コーディファイ・ベースボール」が、マーモル監督が抗議のためダグアウトを飛び出す場面を紹介すると「ニヤッと笑うなんて、監督への敬意ゼロだ」「一番酷いのはニヤッと笑う部分」と審判への非難が殺到していた。

【実際の場面】これがストライク? 怒りに任せてベンチを飛び出すカ軍指揮官に審判は「ニヤリ」

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