猛抗議の指揮官は「何を言っているんだ?」 退場招いた指摘に反論続出「判定は正しい」

物議をかもしたガーディアンズのホセ・ラミレス(左)の走塁【写真:ロイター】
物議をかもしたガーディアンズのホセ・ラミレス(左)の走塁【写真:ロイター】

ツインズのバルデリ監督が今季2度目の退場処分

■ガーディアンズ 4ー3 ツインズ(日本時間7日・クリーブランド)

 ツインズのロッコ・バルデリ監督は、6日(日本時間7日)の敵地ガーディアンズ戦で今季2度目となる退場処分を受けた。挟殺プレーの際に相手走者が走路を外れたのではないかと主張。審判に詰め寄ったが、ファンからは「バルデリは何を言っているんだ」「判定は正しい」と、抗議に対して疑問抱く声が多く上がった。

 ア・リーグ中地区首位を走り、2連勝中のツインズは、0-0で迎えた4回無死一、三塁でタイガースの打者ネイラーが三ゴロを放った。二塁寄りの打球に三塁手ミランダが飛びついて捕球するも、投げ損ねたボールが転々と転がる。二塁まで到達していた一走のラミレスはその隙に三塁を狙って、挟殺プレーに発展。三塁付近でミランダがグラブを伸ばしてタッチを試みるも、ラミレスが避け、三塁に滑り込んだ。

ガーディアンズ戦で審判に抗議するツインズのロッコ・バルデリ監督【写真:ロイター】
ガーディアンズ戦で審判に抗議するツインズのロッコ・バルデリ監督【写真:ロイター】

 タッチできなかったために、判定はセーフ。しかしバルデリ監督は、走路を外れたとしてベンチを飛び出した。しかし判定は覆ることなく、指揮官に退場が宣告された。米メディア「トーキン・ベースボール」が動画を公開すると、抗議に対する疑問の声が殺到。「走路からは全然外れていない」「ラミレスの好走塁。バルデリはダグアウトから飛び出す理由を探している」「バルデリの怒りを責めはしないが、判定は正しいと思う」とコメントが寄せられていた。

 ツインズは続くベルに適時打を浴びるなど、この回の3失点が響き、連勝は2でストップ。この日の試合前までにア・リーグ防御率の0.77を記録していたグレイが先発したが、試合をものにすることが出来なかった。

【実際の動画】走路を外れてる? 判定に猛抗議、激昂し退場となったバルデリ監督

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