エンゼルスが野戦病院に… 先発スアレスも左肩違和感で戦線離脱か「我慢していたが」

エンゼルスのホセ・スアレス【写真:ロイター】
エンゼルスのホセ・スアレス【写真:ロイター】

ネビン監督「先発ローテは層が厚い状態ではない」

■レンジャーズ 16ー8 エンゼルス(日本時間8日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地・レンジャーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、今季11度目のマルチ安打をマークした。初回の野選が記録訂正で一塁内野安打となると、4回の中前打で4試合ぶりの複数安打。2四球を合わせた1試合4出塁は今季初めてだ。しかし、チームは8-16で大敗して2連敗。試合後には3回途中7失点で2敗目を喫した。

 悪いニュースは続く。先発左腕ホセ・スアレスが左肩の違和感で戦線離脱する可能性が出てきた。8日(同9日)にMRI検査を受けるという。スアレスは「2回から痛みを我慢していたが、耐えきれなくなった。今までなかったこと。痛みに耐えられると思っていた。投げたかったけど、投げられなくなった」と肩を落とした。

 シーズン開幕して1か月ちょっとだが、チームから離脱者が相次いでいる。救援陣では抑えのホセ・キハダ、アーロン・ループ、オースティン・ウォーレンが負傷離脱。野手でも若手有望株のローガン・オハッピー捕手らが戦列を離れている。途中交代したマイク・トラウト外野手について、ネビン監督は「(大量ビハインドで)休養を与えただけ」と説明した。

試合後取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】
試合後取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】

 今後の先発ローテーションについて、指揮官は「どの選手が怪我をしても心配だ。特に先発ローテは層が厚い状態ではない。次の日曜日まで登板はないので、今後考える」と話した。悪い流れを止めたいところだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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