登板前日でも“快足&弾丸”にエ軍OBもはや苦笑い 大谷翔平の躍動が「ビューティフル」

アストロズ戦で二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
アストロズ戦で二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB287発のギャレット・アンダーソン氏「明日の先発投手ですね(苦笑)」

■エンゼルス 6ー4 アストロズ(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたアストロズ戦で、同点打を含む2安打2打点と躍動した。翌9日(同10日)の同カードで先発登板が控えているにもかかわらず、快足を飛ばしたり痛烈打を放ったりする姿に、メジャー287本塁打を誇る球団OBのギャレット・アンダーソン氏は「彼は明日の先発投手ですね(苦笑)。その前にダメージを与えていました。その姿は、ビューティフルでした」と苦笑いだった。

 要所で二刀流のバットが冴えた。2点ビハインドの3回1死一、二塁で中堅へ快足を飛ばして適時二塁打を放つと、1点を追う5回1死三塁の第3打席では右中間フェンス直撃の同点二塁打。打球速度110.2マイル(約177キロ)の迫力だった。チームは逆転勝利を飾り、譲れない首位攻防を制する一翼を担った。

 地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の試合後番組では、ホストを務めるパトニック・オニール氏が「彼(大谷)は魅力的な存在です。彼は明日マウンドに上がりますが、きょう適時二塁打を2本記録しました(苦笑)」と紹介。同局でアナリストを務めるアンダーソン氏も同調し「私は(投打両方をこなす)彼の大ファンです」と応えた。

 続けて、この日の打席を振り返りながら「彼がボールがよく見えているときは、私にはわかります。今夜はとても冷静でした。(相手の投球で)プレート上でのミスを利用しましたね」と言及。登板前日に見せた頼もしすぎる打棒に、脱帽しきりだった。

(Full-Count編集部)

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